治療計画、補綴修復、歯周病(インプラント)、歯内療法のスタディグループはデンタルスクウェアジャパン(DSJ)へ

コースのご案内

コースのご案内

~ 歯科医療の視野を拡げ、視座を高め、視点を学び、実践する広場 ~

DENTAL SQUARE JAPAN は、専門医と同レベルの共通言語でコミュニケーションを図りながら学び、最新のエビデンスから古典的なエビデンスのものまで、診療を行っていく上で重要なポイントとなる論文に基づいた知識が習得できます。更には、ハンズオンでそれらを実践することによって、広い視野で論理的に考えながら、総合的な臨床能力を伸ばしていくことができます。

御茶ノ水
日付 コース内容 <総論>
2019/11/9
  • ・Dental Square Japanの理念
  • ・補綴とは、専門医とは、治療計画の重要性
  • ・日本の歯科医療の問題点、保険と自由診療、EBDとは
  • ・ワークショップ0(難症例の治療計画)
  • ・顎運動、中心位、咬合器、フェイスボウ、中心位採得の実際
  • ・治療計画立案時に自律して診断するための留意点
2019/11/10
  • ・咬合理論、咬合高径
  • ・治療計画の実際とフォーマット
  • ・治療計画ワークショップ1
  • ・診断用ワックスアップ①審美性の評価
ヨシダ本社
日付 コース内容 <天然歯に対する治療計画>
2019/12/21
  • ・歯内療法の治療計画①「歯内療法の基本:歯内療法学は負け戦か」
  • ・治療計画ワークショップ2第1部(テーマ:AAEの評価基準に沿った難易度の分類)
  • ・歯内療法の治療計画②「痛み」で患者と一緒に迷子にならないために
  • ・歯内療法の治療計画③「その歯はエンドで残せるのか、残せないのか」
2019/12/22
  • ・Endodontically Treated Teeth(矯正による挺出含む)
  • ・診断用ワックスアップ②前歯部の排列、モックテンプ
  • ・診断用ワックスアップ③臼歯部の排列、下顎運動(EOF)
  • ・天然歯の補綴に対する治療計画(クラウン・ブリッジ・インレー・マテリアル)
  • ・治療計画ワークショップ2第2部(テーマ:全顎的な治療計画を必要とする症例)
ヨシダ本社
日付 コース内容 <歯周病に対する治療計画>
2020/2/8
  • ・歯周病に対する治療計画①「歯周組織の理解、歯周病に対する基本的アプローチ」
  • ・歯周病に対する治療計画②「歯周病の新分類」
  • ・歯周病に対する治療計画③「治療計画における歯周外科の考え方」
  • ・治療計画ワークショップ3(ペリオ症例)
2020/2/9
  • ・治療計画におけるインプラント埋入のタイミング
  • ・補綴主導のインプラント治療計画①(インプラント補綴の基本)
  • ・補綴主導のインプラント治療計画2(フルアーチインプラント、マテリアル)
  • ・RPDの治療計画
  • ・RPDの設計ワークショップ4
  • ・予防医療こそが医療の王道
ヨシダ本社
日付 コース内容 <部分欠損・完全無歯顎に対する治療計画>
2020/3/7
  • ・総義歯・インプラントオーバーデンチャー
  • ・完全無歯顎からインプラント固定式のワークフロー
  • ・治療計画ワークショップ5(インプラント、ブリッジ、RPDの可能性がある症例)
  • ・総義歯・RPDのトラブルシューティング or DSD
  • ・第1期受講生によるプレゼンテーション1
2020/3/8
  • ・第1期受講生によるプレゼンテーション2
  • ・Worn down dentition
  • ・フルマウスリコンストラクション
  • ・治療計画ワークショップ6(咬合高径を変えるケース)
  • ・専門医との連携医療

× 閉じる

治療計画のサイエンスとアート-アメリカの補綴・歯周・歯内治療専門医が考えるコンセプトを基に-

治療計画のサイエンスとアートコースのミッション

世界基準の歯科補綴学、歯周病学、歯内治療学を学び、日本の歯科医療をより発展させるために生かす機会を歯科医師に提供する。

治療計画のサイエンスとアートコースの概要

米国歯科医師会に認可されたpost graduate programを修了した補綴専門医、歯周病・インプラント専門医、歯内療法専門医が一般GPや各歯科専門医を対象に、老若男女、経験の有無にかかわらず、正しい歯科医療を基礎から学ぶ機会を提供いたします。
具体的には日本の保険診療にしばられない、あるべき歯科医療を目指す上で必要なレベルの論理的な診断方法、治療計画立案のコンセプト、基本的な治療方法やケースマネージメント能力、他専門医との連携治療の構築に関する理解と実践を目指します。
その手段として、まずは専門医と同じ共通言語で行われる講義と、現場で講師陣と密に質疑応答を繰り返しながら、診療における正しいクリニカルジャッジメントを自分自身で行っていく上で鍵となる論文(最新のエビデンスから古典的なものまで)に基づいた知識を習得していただきます。そして、得られた知識をハンズオンでその日に実践することによって、広い視野で論理的に考えながら「個人で是非を判断していく」ための総合的な臨床能力を伸ばしていくことをゴールとしています。
また、各レクチャーやハンズオンでは受講生間に限らず、各専門医間でも異なる意見を交えたディスカッションもお楽しみいただけます。

治療計画コースのカリキュラム(内容は変更となる場合があります)

講義内容

・私たちが目指すあるべき歯科医療とは
「歯科医療の価値を高めるには」

・補綴主導の治療計画
「治療の設計図を描くために知っておきたい基本コンセプト」

・咬合理論、顎運動 のマネージメント
「複雑に思われがちな咬合を可能な限りシンプルに考えるには」

・口腔内外診査、審美性の評価
「治療計画のスタートであるスマイルの評価方法とは」

・天然歯の補綴に対する治療計画
「支台歯の評価、歯冠形成の基本、マテリアル選択」

・全顎的な治療のワークフロー
「1本の治療でもまずはルーティンで全顎的に評価するために」

・歯内療法の基本
「歯内療法学は負け戦」

・歯内療法の診査・診断
「患者と一緒に迷子にならないために」

・歯内療法の治療計画
「一口腔単位の治療における歯内療法学の立ち位置」

・歯内療法の外科治療
「OrthogradeとRetrograde」

・歯周組織の理解、歯周病に対する基本的アプローチ
「歯周病にはコッホの仮説は通用しない」

・治療計画における予後判定と抜歯判定
「時間軸を考慮した抜歯のタイミングを考えよう」

・治療計画における歯周外科の考え方
「歯周外科の本当の意味を考える」

・治療計画におけるインプラント埋入のタイミング
「インプラント治療を効果的にすすめるために」

・インプラント補綴の基本
「知っているようで知らない内容を基本から」

・総義歯の治療計画
「補綴の真髄である総義歯の基本的な考え方」

・完全無歯顎からインプラントへのワークフロー
「ディシジョンメイキングから実践へ」

・RPDの治療計画
「保険制度に縛られない、設計の原理原則」

・総義歯・RPDのトラブルシューティング
「失敗した理由、失敗しない方法」

・重度に摩耗された症例のマネージメント
「補綴治療で最も難しいタイプの症例の一つに対するアプローチ」

・高度な連携歯科医療とは
「 医療の王道である予防医療の考え方」

ワークショップ

1グループ2〜3名で、上記のコンセプトや個々の知識、臨床的なバックグラウンドをフル活用して治療計画立案を行っていくアクティブラーニング方式のワークショップを毎回行っていきます。

このコースを受講後、以下の内容について理解、実践する事が可能になります。

・米国補綴専門医が日々実践している補綴主導型の治療計画の実践方法を理解することができるようになります。
・顔全体から1本の歯まで、そして静的な項目から動的な項目まで、すべてをリンクさせて審美性と機能を融合させた補綴学的診査を行うことができるようになります。
・ベストのプランをすべての患者さんが受けられるとは限りません。長期的な視点と予後を考慮し、様々な状況に応じた適切な治療オプションを提案できるようになります。
・高度な治療計画立案に不可欠な各専門領域において、複数の米国歯科専門医による詳細な評価方法や視点を学ぶことができます。
・診断からケースアセスメント、最終ゴールを見据えたプランをいかにして遂行するかを包括的に学ぶことができます。
・全受講者、講師陣を含めた問題解決型の実践的な治療計画立案セッションに参加し、バラエティに富んだ治療計画を提案することができるようになります。

開催場所のご案内

DENTAL SQUARE JAPAN 参加お申し込み